タクシー乗車時に新型コロナウイルスから身を守るには?

1~2年程前に「私は潔癖症だから」と言ってタクシーに乗ってきた方がありました。乗車時に手に透明のビニル手袋をして、清潔なシートカバーが敷いてあるシートの上に新聞だったか何かを敷いて腰を掛けて、もちろん会計時にお札や小銭は素手では触らない。ただ好感が持てる人柄で、そのときは「世の中にいろんな人がいるんだな」程度に思ってましたが、新型コロナウィルスが猛威を振るう現在、そんな過去の体験を繰り返し思い出すのだから、世の中、分かりませんね。

さて某タクシー会社による、タクシー乗車時の新型コロナウイルスに触れたYouTube 動画がありましたので、ここでご紹介。ややアピール傾向はあるものの、この動画に補足する形が分かりやすいと考えました。念のためですが、私自身は医療関連の知識はなく、様々なタクシー利用者の方と雑談する中で、私だったらこうやって乗車するという方法を整理しました。

新型コロナウィルス感染について

厚生労働省のウェブサイトから、新型コロナウィルスは次の2つの感染が考えられています。

(1)飛沫感染(ひまつかんせん)
感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
 ※感染を注意すべき場面:屋内などで、お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすとき
(2)接触感染(せっしょくかんせん)
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。
 ※感染場所の例:電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなど

ここでは、感染力が強いと思われる接触感染を特に意識して記事を書き進めています。

感染様式 -新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)

1 ドライバーがマスクをしているタクシーに乗る

数多くのタクシー会社が存在しており、その中でも様々なドライバーがいます。意識して対策している会社やドライバーもあれば、残念ながらそうではないケースもあります。新型コロナウィルスのマスクによる感染防止効果は置いておいても、ドライバーがマスクをしているかどうかは1つの目安になると思います。現在、ほとんどのタクシー会社ではドライバーに十分なマスク供給は難しい状況ながら、タクシーが並ぶ場所で周囲を見渡して、意識の強い会社やドライバーほど早くマスクを着けていた印象を持っています。さらに確実に選びたい方は、若干料金がかかりますが、信頼できるタクシー会社に迎車あるいは予約をするのが良いと考えます。

2 共用接触部をできるだけ素手で触らない

米国でUber等のライドシェアやカーシェアでの感染が問題視されており、ドアノブや窓を開け閉めするボタンで感染したのではないかと言われています。特にタクシーに乗り降りする時は、ドアを開けようとしなくても、ドライバーがボタン操作で、左側後方のドアを開けるはずです。

また動画で主な共用接触部がでてきてアルコール消毒する対象とされますが、大がかりな消毒はできて1日1度程度、利用者が乗り降りする都度完全に消毒するのは現実的に考えにくいです。車内でも必要のない場所は素手で触らない方が無難であり、シートベルトなど止むを得ず触れる場合にはハンカチやティッシュを使うようにしましょう。

How to take a taxi or ride share and stay safe from COVID19 - YouTube

3 換気のために窓を開ける(開けてもらう)

高速道路の利用時や悪天候など難しい場合もありますが、少し寒いぐらいなら、車内換気のために窓を開けるようにしましょう。最近は空車でも意識して窓を開けて走るタクシーが多いと思います。もし閉まっていても、停車時あれば窓を開け閉めして欲しいと言えばドライバーが対応してくれるはずです。2cmと言わず、寒くなければもっと開けても良いと思います。

新型コロナ対策のためタクシーに乗ったら窓を2cmくらい開けましょう!-Yahoo!ニュース

4 非接触型の電子決済を使う

硬貨や紙幣から感染症が広がることは、中国などではよく耳にすることがあります。またクレジットカードを利用する際でも、カードを手渡ししますし、サインが必要な場合はボールペンをやり取りすることもあります。できれば接触する必要のない、スイカなど非接触型の電子決済を利用するか、事前に配車アプリに登録しておくの望ましいと思います。ただタクシー会社によって利用できる電子決済は異なり、使いたい決済サービスが利用できるかどうか事前に確認して乗車する必要があります。

タクシー会社の使うシステムによっては電子決済でもタブレットの操作が必要な場合もありますが、指先以外で押すのが望ましいです。あるいはタクシーから離れますが「指サック」といって医療用など使い捨ての指用の薄いゴムカバーがAmazonなどで安くネット販売されているので、いくつかポケットに入れておくと車の外でもコピー機や自動販売機など感染症対策には有効と思います。

5 まとめ

やや厳しく書きましたが、バスや電車などの公共交通機関と比較して、同時に乗車する人数が少ないタクシーは、新型コロナウィルスに感染するリスクは比較的低いと言って良いと思います。大雑把にまとめたタクシー車内で気を付けるべき方針は次3点になると思います。

  • 換気を心掛け、密閉される状況をつくらない。
  • できるだけ多くの人が触っている共用部を素手で触らない。
  • 車内も1日に多くの人が利用していることを意識する。

ただ今後、新型コロナウィルス感染者の増加にしたがって、新型コロナウィルスに感染の疑いがある人、あるいは自分自身の感染に気付いてない人が、タクシーを利用する可能性もあります。つまりは同じ車両に1日に多くの人が乗車するため、残念ながら絶対に安心とは言い切きることはできません。そのためタクシーに乗車しあとも、手を洗う、うがいするなど、必ず利用者自身も注意すべきなのは付け加えさせていただきます。

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