2020年5月を振り返って

自宅に籠(こも)っていた自粛生活も、5月25日の政府対策本部において「緊急事態宣言が解除」されて終わりつつあります。2次的な新型コロナウィルスの感染拡大の可能性はあり油断はできないものの、外に人の姿を多く見かけるようになり正直ホッとしています。

タクシー業界では「倒産」や「従業員解雇」など明るい話題に乏しかったと思います。少しタクシーの仕事に関わると、多種多様な企業あるいはドライバーがいることが分かるのですが、一般の人は全て同じようにイメージしてしまうのが残念。また簡単には比べられませんが、感染症の影響下ではその感染の可能性や売上減少が小さいためか、物流や運送ドライバーが注目される傾向があったのが印象に残りました。

日本の新型コロナウィルスへの対応

  • 4月07日 【日本】緊急事態宣言の発令。
    (7都道府県、5月6日まで)
  • 4月16日 【日本】緊急事態宣言の区域拡大。
    (対象区域を全都道府県へ、5月6日まで)
  • 5月04日 【日本】緊急事態宣言の期間延長。
    (全都道府県、5月31日まで)
  • 5月21日 【日本】緊急事態宣言の区域縮小。
    (対象区域を北海道・埼玉県・千葉県・東京都及び神奈川県へ、5月31日まで)
  • 5月25日 【日本】緊急事態宣言の解除。

私が働いているタクシー会社では、多くのドライバーはゆるやかなスケジュールから徐々に普段の出勤シフトに戻りつつあります。私も緊急事態宣言が解除後に、ほぼ通常シフトに戻しましたが、まだ深夜の時間帯は出歩く人も多くはなく、やや早めに仕事を切り上げるスタイルで働いています。

新型コロナウィルスが気づかせてくれたこと

新型コロナウィルスが気づかせてくれたことを列挙しました。最も良かったことは、ゆっくり振り返って考える時間、そして準備する時間ができたことかな..とも思いますが、仕事目線でまとめると、タクシードライバー職の不安定な側面があらわになったと同時に、その対策としてのサイドビジネス(副業・兼業)は有効に思える、と言った感じです。あくまで個人的な意見ですので、ご参考程度に…。

  1. 不安定さは否めないタクシードライバー職
    この4月中旬から5月中旬の約1ヶ月間、ほとんど出社していない中、いつもの半分程度の給料が振り込まれました。自粛生活が続く中、助かりましたし、会社も頑張っているのは知っています。ただ会社員と比べた場合、正社員なのに収入の不安定さは否めないと思います。気ままな独身生活なら良いものの、支えていくべき家族があるドライバーはどうしているのか?常にそういったリスクと背中合わせで働いてることが少し気になります。
  2. とはいえタクシードライバー職の柔軟性は高い
    「遅きこと亀の如し...」という冗談はさておき、私が働くタクシー会社では自主休業も認められました。感染症への対応は難しいところがありますが、悪い状況下でも働きたい人はガンガン働ける選択ができるし、リスクを減らしたい人は出勤日を減らして休む選択ができました。最低限のルールがあり、働かないと自然に給料は減りますが、ドライバーの都合や希望に沿った形でスケジュールは調整できて、予定に合わせて時間をコントロールしやすく感じました。
  3. 損失を埋めたサイドビジネスの給付金
    私の場合、サイドビジネスしていたことで、フリーランス(個人事業主)として新型コロナウィルスの持続化給付金を受給できました。持続化給付金とは、感染症拡大で影響を受けた、事業収入のある法人・個人向けの給付金(法人200万円/個人100万円が上限)です。はじめから狙っていたわけではなく、知人にすすめられて運良く条件に合ったものですが、それによって全体では、タクシーの仕事の損失分を若干補えています。最終締切は来年1月までなので、事業者登録していて確定申告した方はぜひチェックを … 。

タクシードライバー以外でも不安定な仕事をする人にとっては、怪我や病気など予期せぬトラブルに対して、副業あるいは副収入が準備できていれば、状況を改善するための選択肢を増やせると思います。ただ簡単にサイドビジネスで稼げるかといえば、実際には努力も時間も当然必要になります。

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